札幌駅近くにあるオーガニックハーブの販売とアロマトリートメントのお店

札幌 HERB GARDEN

メディカルハーブとアロマの自然療法室

アクセス
JR札幌駅10分
地下鉄さっぽろ駅7分

オーガニックハーブティー販売のHERB GARDENブログ

ハーブティー販売のHERB GARDENオーナーセラピストが、お悩みの症状別のハーブ療法についてや、ハーブコスメの作り方、美容におすすめのハーブティー、妊娠中におすすめのハーブティー、当店オリジナルブレンドのハーブティーなど、ハーブについてのあれこれをご紹介しています。

オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。

札幌は昨日、ようやく桜の開花宣言が出ました。

当店のすぐ近くにある大きな桜の木は、まだ花が咲いていないのですが、つぼみが膨らんでパンパン。
もうすぐ咲きそうでわくわくします。
北海道の冬は長いので、桜が咲いて春を実感できると、とても嬉しくなります。

さて、当店では、ハーブについてのご質問、ご相談をメールにて無料でおこなっていますが、先日こんなご質問を受けました。

「妊婦さんにおすすめのハーブティーはありますか?」

妊婦中は、例えばカフェインが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶を控えたりするため、何を飲んでいいかわからず、ハーブティーを飲もうとしても、種類がたくさんあってどれを選んでいいかわからない、とのこと。

そう。これは妊婦さんからよく聞かれる質問です。

単に美味しいハーブティーを楽しんで飲むのも、もちろんよいのですが、ハーブには薬理作用がありますので、妊娠中に気になる不調があれば、それに対応したハーブをおすすめしています。

いろいろありますが、一部をご紹介しますね。

 

【妊婦さんにおすすめハーブティー】

<むくみ>

ハイビスカス、ローズヒップ、ジュニパー

 

<首・肩こり、腰痛>

ルイボス、イチョウ

 

<便秘>

ダンデイライオン、ハイビスカス、ローズヒップ

 

<ストレス、不眠>

カモミール、ローズ、レモンバーム、リンデン

 

<つわり、頭痛>

ペパーミント

 

<出産準備>

ラズベリーリーフ

妊娠8か月から飲み始め、出産時の陣痛の痛みを和らげます。
出産後は、
母乳の分泌を促し、母乳の栄養価を高めるほか、子宮の回復を助けます。

 

「ハイビスカス」と「ローズヒップ」のブレンドは、鮮やかな赤色のきれいなティーです。

妊娠中に起こりやすい便秘やむくみによい上、ビタミンCがたっぷり含まれて美肌作用もあります。また、クエン酸が含まれていて肉体疲労の回復にもよいので、一押しのハーブです。
つわりがある時は、酸味の味が美味しく感じますので、ぜひお試しください。

妊娠中のハーブについて詳しくは、
当店ホームページの「妊娠中、マタニティ症状のハーブ」のページをご覧ください

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先日、マッサージでご来店の新規のお客様。

主訴は頭痛でしたが、カウンセリングでお話を色々お聞きすると、他にも首や肩こり、腰の疲れ、眠りが浅い、寝付きが悪い、冷え、だるさなどの体の不調や、イライラ、ストレス、気分の落ち込み、不安、心配、情緒不安定など・・・

精神面で気になることも、沢山ありました。

お話をしていても、声が小さく、背中も丸まって、活力があまり感じられません。

 

ストレスがだいぶ強そうでしたので、これらの色々な不調は、ストレスが原因の自律神経のバランスの乱れかも、と考えながら触診すると、あらら、全身ガチガチ・・・。

「まずはリラックスして眠りましょう。」と、施術を開始しました。

 

お身体の様子を見ながら施術していくと、全体的に血の巡りが悪く、所々冷えている箇所があり、また、筋緊張で脚も腰も首・肩もバンバン。

さらに、施術の途中から呼吸する音が聞こえないことに気づき、「呼吸しているかしら?」と不安に。

今度は仰向けになっていただき、施術しながら呼吸の様子を見ていると、口は開いているが、やはり呼吸する音がせず、呼吸による胸やお腹の上下がすごく小さい・・・。


ああ、そうか、呼吸がすごく浅いのか・・・、と気づき、すべての不調に納得しました。

 

呼吸が浅いと、酸素を十分に体内にとり込むことができません。

酸素不足になると、代謝が落ちて冷えやすくなったり、血流が悪くなったり、筋肉がかたくなったり、集中力がなくなったりして、心身に色々な不調があらわれやすくなります。

 

【呼吸が浅くなりがちな人】

・強いストレスを抱えている

・猫背

・口呼吸の人・・・など

 

【呼吸が浅いと起こりやすい症状】

・眠りが浅い、寝付きが悪い

・頭痛

・イライラ、不安になりやすい

・気分が落ち込みやすい

・首や肩、腰などが凝りやすい

・手や脚が冷えやすい

・感情がコントロールできなくなる

・疲れが取れない、だるさがある


 

デスクワークやパソコン・スマホ操作など、長時間の前傾姿勢で猫背になっている人は、まず姿勢を起こしましょう。

背筋を伸ばし、胸を広げると、それだけで呼吸しやすくなります。

腹式呼吸をしたり、ヨガなどでリラックスしながら深い呼吸をするのもおすすめです。

 

ストレスや緊張によって呼吸が浅くなりがちな場合は、ハーブティーがおすすめです。

ハーブティーには、ストレスを癒して緊張をほぐし、呼吸を整えてリラックスする働きがあります。

お仕事中や休憩時、ランチの時などにぜひ温かいハーブティーをお試しください。

 

【呼吸が浅い時のおすすめハーブティー】


〇カモミール

〇オレンジフラワー

〇レモンバーム

〇オレンジピール

〇レモングラス


上記は飲みやすく人気のハーブティーです。

高い鎮静作用があり、リラックス効果がありますので、緊張やストレスによって呼吸が浅くなる時は、ハーブティーを飲んでほっと一息つきましょう。

1種類のハーブティーでも美味しいですし、お好きなハーブをブレンドすると相乗効果が期待できます。

気分によって、ハーブを選ぶのも楽しいですよ。

お仕事後の夜のリラックスタイムの時に飲むと、安眠を助けてくれますので、一日を通して飲むとより効果が実感しやすくなります。

ぜひお試しください。

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気温が高くなってきて、札幌も春らしくなってきました。

春は解毒の季節。


この時季は、気温が上がることで代謝が高まり、冬の間に体内に溜まった毒素を体が排出しようとして、体のあちこちに不調が起きやすい季節です。


例えば、花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支炎、ぜんそく、鼻炎、湿疹などのアレルギー性の症状。

肌のかぶれや吹き出物などもそうです。

普段から出やすい症状が、春は悪化しやすくなります。

 

今回は、アトピー性皮膚炎や湿疹、かゆみ、にきびなど、特に肌のトラブルにおすすめのハーブ療法をご紹介します。


用意するハーブは、「ジャーマン・カモミール」のハーブのみ。

ジャーマン・カモミールは、外用で肌に直接使用する場合、保湿作用や、抗炎症作用などがあり、アトピー性皮膚炎や湿疹、傷、にきび、やけど、目の疲れに役立ちます。

ぜひハーブを使ったハーブ療法をお試しください。

やり方はとっても簡単で、毎日気軽にできます。

 

【ハーブ化粧水】

顔にもボディにも使用できます。

 

〇材料

・ジャーマン・カモミール   ティースプーン山盛り3杯

・精製水 100ml

・スプレー容器

・コットンやガーゼ

 

〇作り方

お茶を淹れる要領で、お湯を沸かして、ポットなどで濃いめのハーブティーを作り、5分蒸らします。

ハーブをこして、一旦カップなどに入れて冷ました後、スプレー容器に入れます。

※冷蔵庫に保管し、その日のうちに使い切ってください。

 

〇使い方

顔やボディのあらゆる所に、十分に何度もスプレーしたあと、手を当てて肌に浸透させます。

または、コットンやガーゼに化粧水を含ませ、パックまたは湿布としてしばらく患部に当てます。

顔のにきびや目の疲れ、ボディのアトピー性皮膚炎、湿疹、乾燥などに。

保湿作用はありますが、トラブルを起こしている肌は乾燥するのが非常に速いため、スプレーした後はすぐに、こっくりしたクリームなどの保湿剤をさらに上から塗ってください。

 


【ハーブバス】

ハーブを使ったナチュラル入浴剤を使って入浴します。
 

〇材料

・ジャーマン・カモミール 約 10g

・水 600ml

 

〇作り方

お茶を淹れる要領で、お湯を沸かして、ポットなどでハーブティーを作り、10分蒸らします。

ハーブをこしたティーをバスタブのお湯の中に注ぎ、入浴します。

 

お風呂のお湯がマイルドになって、水道水の刺激が和らぎます。

保湿作用や抗炎症作用がありますので、アトピー性皮膚炎や湿疹などのトラブルにおすすめです。

カモミールのハーブがあればすぐに作れますので、自然のハーブの香りと作用で癒されながら、ぜひお試しください。

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先日、毎月のようにハーブティーをご注文いただいているお客様から、飲みにくいハーブティーについてご相談がありました。

「片頭痛が頻繁に起こるので、片頭痛によいといわれる『フィーバーフュー』のハーブティーを試しに飲んでみたのですが、苦味が強すぎて続けられません。」と。

そう。「フィーバーフュー」のハーブティーって、とっても苦いのです。

先日ご来店いただいたお客様も、「肝機能が悪いので、よそのお店で、肝臓にいいとすすめられた『アーティチョーク』のハーブティーを飲んでみたけれど、とても苦くて1杯でギブアップしました。」と。

肝臓の働きを助けるハーブたちも、苦い味ばかりなんですよね・・・。

病院のお薬をなるべく飲みたくないから、ハーブティーが効くなら飲みたいけれど、美味しくなければ続けられない・・・。

そうですよね、わかります。

 

そういう場合、私は「ハーブチンキ」にして飲むことをおすすめしています。

ハーブチンキとは

ハーブの液体サプリメントといったところでしょうか。ハーブをアルコールに浸し、ハーブの有効成分を抽出させたものです。
 

メリット

〇アルコールで抽出することにより、ハーブの中の水溶性成分と脂溶性成分の両方を抽出できる。

〇コップに入れた水やハーブティーなどに少量を落として内服するため、味が薄まり、強い苦味や酸味などで、ハーブティーでは飲みにくいハーブも飲みやすくなる。

〇アルコールで抽出するため、長期(1年くらい)の保存が可能。

 

【ハーブチンキの作り方

① ドライハーブ約10gをガラスの密閉容器(ジャム瓶など)に入れ、40度以上のウォッカやホワイトリカー 約100mlを容器に注ぎ入れて蓋をします(ハーブが全てアルコールに浸かるように入れます)。ハーブはボリュームを見て使用量を増減してかまいません。

② そのまま2週間置きます。1日2回振り混ぜます(20回くらい瓶を上下にシャカシャカ振ります)。  

③ ガーゼなどでハーブを濾し絞って出来上がり。
スポイト付きの遮光ビンに入れ、冷暗所で1年間は保存可能です。
 

【ハーブチンキの飲み方

ハーブティーやお水、お湯などに数滴落として飲みます。

ハーブの薬理作用を期待してお飲みになる場合は、一日3回(朝・昼・晩)を目安に服用してください。

(アルコールが苦手な方は、熱湯で淹れた直後のハーブティーやお湯に落とし、飲み頃までしばらく置くと、アルコールがおおかた飛びます。)

 

私も毎日3回、7種類のハーブチンキを服用し、季節や体調に合わせてハーブを変えて飲んでいます。

苦味が強くて苦手なハーブも、チンキにして希釈すると味が薄まるので飲みやすくなり、楽に続けられますよ。

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体内で糖分の吸収を抑え、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きのあるハーブについてご紹介します。


そのハーブは、ずばり「マルベリー」。

蚕が食べる葉として知られる、桑の葉のお茶。

血糖値が高めの方や、ダイエットに興味のある方は、必見のお茶です。

私も毎日飲んでいて効果を実感していますので、ぜひおすすめしたいハーブです。

 

このマルベリーは、

2世紀に中国で書かれた「神農本草経」という本草学の本に、「桑葉を日陰干ししたものを神仙茶と名付け、これを服用すれば風邪や百日咳、利尿などに効きめがあり、高血圧や滋養強壮にも効果がある」とされていて、古くから健康効果がある食品として使われてきました。

 

マルベリーの主な働きとして、

マルベリーの葉に含まれる「デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分が、糖を分解する消化酵素「α-グルコシターゼ」の働きを阻害し、食事で摂った糖質が体内で吸収されるのを抑え、食後の血糖値の急激な上昇を抑制します。

 

食事で摂った糖分は、ほとんどがお腹の小腸で吸収されますが、砂糖の原料であるショ糖などの二糖類は、そのままでは吸収されず、吸収される直前に、消化酵素によって細かく単糖(ブドウ糖)に分解され、体内に吸収されやすいかたちにされます。


マルベリーは、その消化酵素の働きを阻害して、糖が吸収されないようにするのです。

 

糖分の吸収を抑え、血糖値の上昇がゆるやかになることで、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の過度の分泌が抑えられ、体内に脂肪が蓄積されるのを防ぎ、糖質のエネルギーの消費を促します。

 

つまり、体に脂肪が溜まりにくく、太りにくい体になり、ダイエットや糖尿病の予防に役立てることができます。

 

マルベリーには他に、カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルも含まれ、また、中性脂肪やコレステロールを下げたり、血圧を下げたりする働きのあるγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれています。

 

~飲み方~

食事の直前にティーを飲みます。

マルベリーのお茶をティースプーン山盛り1杯を使用し、熱湯に150mlを注いで5分間蒸らします。


味はくせがあまりなく、何となく緑茶のような風味です。

血糖値が高めの方や、ダイエットしたい方は、ぜひマルベリー茶をお試しください。

当店では、マルベリーを使用した「ダイエットブレンド」のハーブティーを販売しております。

血糖値が高めの方や、コレステロール値が高い方、代謝を高めて痩せやすい体にしたい方、便秘がちで太りやすい方などにおすすめのハーブティーです。

興味のある方は、ぜひお試しください。

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当店にいらっしゃるお客様は、大半の方がお仕事をされています。

その中でも多いお仕事がデスクワーク。

デスクワークは「パソコン操作」と「書き物」がセットになっており、長時間のパソコン操作と書類の確認などで、このお仕事をされている方は必ずと言っていい程、眼精疲労を訴えます。

特に今時期、3月は年度末で忙しく、毎年3月になると当店の「目の疲れブレンド」のハーブティーを大量注文いただくお客様が何人かいらっしゃり、「ああ、今年もお忙しいのですね。どうかハーブがお役に立ちますように。」と思いながら、ブレンドをお作りしています。

眼精疲労はほうって疲れがたまると、目のかすみや視力の低下、さらに頭痛や肩こり、めまいなど体全体の症状につながったりすることもありますので、きちんとケアが必要です。

眼精疲労を起こさせている原因で一番多いのは、液晶テレビやパソコン、スマホなどが発する「ブルーライト」と呼ばれる、紫外線の波長に近い青い光線です。

この光線が目に入ると瞳が収縮し、それが長時間続くことにより、瞳を収縮させる筋肉「瞳孔括約筋」が疲れるために「眼精疲労」が起こります。

また近くのものを長時間見続けることにより、ピントを合わせる筋肉「毛様体筋」の疲れも原因の一つです。

目が疲れたと感じたら、短い時間でも目を休ませるようにしましょう。

 

〇目を閉じて、こめかみや目の周り、眉のあたりを指先で軽く指圧。

目の周囲には、眼精疲労に効くツボが集中しています。気持ちいいくらいの強さで転々と移動しながら押しましょう。
 

〇頭皮を軽くマッサージ

指先で頭のマッサージをすることで脳内の血流をよくし、目の疲れの軽減に役立ちます。

 

〇温冷湿布

冷たい湿布は患部の熱をとることで炎症が治まり、また温かい湿布は血行をよくしてこりやうっ血を改善します。タオルを冷蔵庫で冷やしたり、レンジで温めたりして目に当てましょう。

 

【眼精疲労におすすめハーブ】

ランチや午後の小休憩などに、ハーブティーを一杯飲むとほっとします。

・アイブライト

・ビルベリー

・ハイビスカス

・ローズヒップ

 

酸味がありますが、苦手な場合は蜂蜜やドライフルーツなどの甘味を加えると飲みやすくなります。

ハイビスカスはクエン酸が含まれており、肉体疲労の回復を助ける働きもありますのでおすすめですよ。

 

当店でも眼精疲労におすすめのハーブティーを販売しております。

気になる方はぜひお試しください。

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3月に入り、春の三寒四温で日々寒暖差が大きい季節になりました。

この時期は、5月頃の陽気になったかと思えば、真冬の寒さに戻って雪が降ったりと、日によって、あるいは、朝晩と昼の一日の中でも気温差も大きくなります。

急激な温度変化で、体がついていけないと感じる時もあるかと思いますが、この季節の変わり目は、体温を調節している自律神経が乱れやすくなり、心身ともに不調が出やすくなります。

春のなると、いつも何だか体調がすぐれないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、春の「気温の寒暖差によるストレス」や「体内の代謝の変化」によって自律神経が乱れることで起こる、うつや不眠など、春の不調におすすめのハーブをご紹介します。

 

■春の不調におすすめのハーブ■
 

<ジャーマン・カモミール>

作用:鎮静、健胃、抗炎症、安眠、発汗、利尿

すぐれた鎮静作用がありますので高ぶった神経を鎮めてリラックスし、夜は眠りやすくなりますので、ストレスが強い方や不眠の方におすすめです。また、胃腸の調子を整える働きがありますので、胃痛、胃もたれ、消化不良、ガスがたまる、食欲不振などの症状に役立ちます。また、発汗作用で体を温めますので、冷えを感じる時にも温かいティーを飲むと温まります。生理痛の緩和にもおすすめです。

<レモンバーム>

作用:鎮静、抗うつ、消化器系機能調節、鎮痙、発汗、血圧降下

高い鎮静作用でリラックスし、自律神経と整えてストレスを緩和します。気持ちが落ち着きますので不眠の場合は眠りやすくしてくれます。抗うつ作用がありますので、何となくうつ気分で落ち込みがある時には気持ちを明るく高めてくれます。緊張や不安感がある時にも落ち着かせてくれます。

<イチョウ>

作用:血管拡張、血行促進、血管保護、抗酸化

あらゆる器官の血管を拡げて血流を促しますので、自律神経の乱れや血行不良で起こるめまいや耳鳴り、冷え、肩こりなどの症状を軽減します。

<オレンジブロッサム>

作用:鎮静、抗不安、緊張緩和、健胃、循環促進

オレンジのお花で甘いフローラルな香りだけも癒されるハーブです。鎮静作用がすぐれ、ストレス、イライラを緩和し、緊張や不安感、うつ気分を落ち着かせてリラックスします。ストレス性の不眠や頭痛、精神疲労、胃痛などの症状を緩和します。

<ハイビスカス>

作用:循環促進、代謝促進、利尿、緩下、消化機能促進

代謝を高めて疲労回復作用がありますので、何となくだるい、疲れが取れないという時におすすめです。緩下作用で便秘の改善に役立つほか、利尿作用でむくみを軽減します。ポリフェノールが含まれており、目の疲れを緩和します。

<ローズヒップ>

作用:ビタミンCの補給、緩下、利尿

ビタミンCが豊富に含まれており、肉体疲労の回復や、ストレスの緩和におすすめです。お肌の調子を整えますので、春の肌荒れや、しみの予防、老化肌にも活躍します。そのほか便秘の改善や貧血予防にも役立ちます。

<ローズマリー>

作用:血流促進、疲労回復、抗うつ、抗酸化、利尿

抗うつ作用、心身の活性、神経系回復強壮作用があり、うつや気持ちの落ち込み、不安感、やる気が起きないという時におすすめです。血流を促す働きがありますので、冷えがある時や肩こり、腰痛、緊張性頭痛の症状の改善にも役立ちます。

 

1種類のハーブでもよいのですが、数種類を組み合わせて飲むと、より効果的です。

2~4種類くらいのハーブを用意し、ハーブティーを飲む時々でブレンドを変えると、味がその都度変わり、色々な味が楽しめますよ。

うつや不眠、ストレスなど、春の不調を感じる時は、ぜひハーブティーを取り入れてみてくださいね。

 

今回は、温州みかんの健康効果について、ご紹介いたします。

冬はみかんが美味しいですよね。

この冬はたくさん食べたという方もいらっしゃると思います。

温州みかんは近年さまざまな健康効果が研究で明らかになってきました。

 

■β-クリプトキサンチンの健康効果■

温州みかんには、体に必要な糖質、ビタミン、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれていますが、特に果汁の中には、カロテンやβ-クリプトキサンチンという黄色の色素が多く含まれています。

β-クリプトキサンチンは、カロテノイドの成分の一種で高い抗酸化作用があり、ビタミンAと同じ働きがある一方で、がんを予防する可能性が期待されている成分です。

また、温州みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンは、2005年に肝臓の機能を守る効果があることが発表されました。

そのほか、2012年、農研機構、浜松医科大学、浜松市の共同研究グループが、
温州みかんをよく食べる閉経後の女性が健康な骨の維持、形成に有用である可能性を見出し、β-クリプトキサンチンの血中濃度が高いと、骨粗しょう症の発送リスクが約9割下がると発表しました。

2016年には、同じ研究グループが、β-クリプトキサンチンの血中濃度が高いと、糖尿病や脂質代謝異常症、非アルコール性肝炎の発症リスクが低下することも発表しています。

 

■ペクチンの健康効果

温州みかんを食べる時の薄皮や白い筋には水溶性食物繊維の「ペクチン」が含まれています。

ペクチンは、腸内で善玉菌である乳酸菌の増殖を促し、腸内環境を整える効果があります。

これには、腸内の物質と結合することで便の容積を増やし、腸の蠕動運動を促進さえ、便秘を改善する働きがあります。

また、大腸がんの予防や、血液中のコレステロールを減少させることで、脂質代謝異常症の改善に効果があるとされます。

そのほか、ペクチンには糖分の吸収を抑える働きがあるため、血糖値の上昇を抑制する効果が期待できます。

 

■ヘスペリジンの健康効果

温州みかんの皮や、果実の薄皮(袋)、白い筋には、ポリフェノールの一種、ヘスペリジンが含まれています。

ヘスペリジンは、血管の機能を改善するといわれており、血管を拡張させて血流を促し、体を温める働きがあります。

また、中性脂肪を分解したり、血圧を抑えたり、血管を保護する働きがあるといわれ、高血圧、動脈硬化を予防します。

さらに、2017年、東北大学の研究者らは、網膜障害のマウスにヘスペリジンを与えると、網膜内の酸化ストレスが軽減され、網膜神経節の細胞死を防ぎ、視力の低下が軽減されることを明らかにしました。

この研究結果で緑内障治療の可能性が示唆され、治療の一助になることが期待されます。

 

みかんは、ハーブでも、皮の部分を乾燥させた「オレンジピール」としてあります。

みかんの皮を使用したハーブティーは、上記のペクチンやヘスペリジンが含まれておりますので、ティーとして服用しても同じ健康効果が期待できます。

爽やかなカンキツの香りで癒されながら、心身の疲労回復や整腸、健胃作用がありますので、ハーブティーを飲む時は、ぜひ「オレンジピール」のハーブも少し加えてみてはいかがでしょうか。

 

オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。

 

今日から3月。花粉の季節に入ってきました。

本州の方では既に2月から花粉が飛散し始め、3月に入ってからピークを迎えて、現在すでにくしゃみや目のかゆみなどの花粉症の症状が出ている方もいらっしゃると思います。

 

花粉症とは、

「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれ、スギやヒノキなどの植物の花粉が、鼻や目の粘膜に侵入して炎症や充血を引き起こし、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみや充血などの症状があらわれるアレルギーです。

今は花粉症対策用のメガネやマスクなどが色々ありますが、ハーブやアロマにもご興味をもたれる方が多いようで、当店のホームページにも毎日500名くらいの方がご訪問くださり、そのうち200名の方が「花粉症におすすめのアロマテラピー」のページや、「花粉症におすすめのハーブティー」のページを見てくださいます。

 

特に当店のオリジナルハーブティー・ブレンドの「花粉ケアブレンド」 は問合せが多く、大人気で全国から発送の注文をいただきます。

 

花粉症におすすめのハーブはいろいろあります。

 

まず、抗アレルギー作用で、花粉の飛び始める1か月くらい前からハーブティーを飲み始め、症状の予防、症状の軽減、症状の出始めを遅らせるなどの働きをもつもの。

また、抗炎症作用抗ヒスタミン作用でシーズン中に出た鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状を直接的に抑える働きをするもの。

 

シングルのハーブティーを飲むのではなく、こういった働きのあるハーブを数種類ブレンドして飲むと、相乗効果が期待でき、より飲みやすく、より効きやすくなってきます。

 

シーズン前から長期でお飲みいただいても副作用の心配がなく、飲み続けられるハーブをご紹介します。

 

【花粉症におすすめハーブ】

下記のハーブを数種類ブレンドして、一日に3杯を目安に飲みます。

 

〇エルダーフラワー・・くしゃみ、鼻水、鼻づまり、抗アレルギー作用

〇アイブライト・・・・目、鼻やのどの花粉症の諸症状、抗ヒスタミン作用

〇ネトル・・・・・・・抗アレルギー作用、アレルギー体質の改善

〇ルイボス・・・・・・花粉症の諸症状、抗アレルギー作用

〇カモミール・・・・・抗ヒスタミン作用、アレルギー体質の改善、気分を落ち着かせる

〇ローズヒップ・・・・症状によって大量に失われるビタミンCの補給

 

ブレンド内容は、特に難しく考えなくても大丈夫です。

エルダーフラワーとアイブライトを中心に、あとはお好きなハーブや手持ちのハーブ、気になるハーブを加えて、自分で飲みやすいようオリジナルのブレンドを作ってみてください。

その日に気分によって、ブレンドするハーブを選んでみると、味に飽きずに続けられ、楽しみながら飲むことができますよ。

ハーブティーを水筒に入れて、職場や外出先に持っていき、好きな時に飲めるようにするのも良いと思います。

オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。

三連休に入りましたが、寒波の影響で全国各地厳しい寒さになりそうですね。

そこで、今回は冷えにおすすめの、体を温めるハーブバスのご紹介です。

寒くなってくると、温かいお風呂に入りたくなりますよね。

お湯だけでも温まりますが、せっかくなので、天然ハーブが入った入浴剤を使用し、香りを嗅いで

リラックスしながら温まりませんか?

ハーブの香りが浴室に広がり、香りを楽しみながら、リラックス作用のあるハーブと、血行促進効果のあるハーブで、心身ともにぽかぽかに温まります。

また、天然塩とハーブを混ぜてハーブ塩の入浴剤を作れば、天然塩の発汗作用、血行促進作用、

保温作用で、温まる効果が高まります。

体が冷えてしまった時に、ぜひおすすめしたいハーブバスです。

 

おすすめのハーブと作り方をご紹介します。
 

【体を温めるおすすめハーブとハーブバスの作り方】

 

■体を温めるおすすめハーブ

〇ジャーマン・カモミール

発汗作用があり、体を温める働きと、リラックス作用があります。また保湿作用や抗炎症作用もありますので、乾燥した肌や肌荒れなどのトラブル肌にもおすすめです。

 

〇ラベンダー

血行促進作用と、リラックス作用があり、夜は眠りやすくしてくれます。フローラルな香りが人気のおすすめハーブです。

 

〇ローズマリー

血行促進効果で冷えた体を温め、疲労回復や肩こり、腰痛、むくみに役立ちます。すっきりとした香りはリフレッシュ効果があり、頭をすっきりさせ、集中力UPや記憶力を高める働きもあります。

 

■ハーブバスの作り方と入浴方法

フレッシュハーブでもよいですが、冬の時期はフレッシュは手に入りにくいですので、ドライハーブを使用した、簡単な作り方をご紹介します。

 

~ハーブの抽出液を作る場合~

ハーブティーを淹れる要領で、飲む時よりも3~5倍の量のハーブを使い、熱湯を注いで15分程置いたあと、ハーブをこして、抽出液をバスタブのお湯の中に入れて入浴します。

 

使用するハーブの量や抽出液の量は、お好みで調節してください。用意できる分や作りたい量、作りたい濃さ、バスタブのお湯の量などに合わせてどうぞ。

抽出後の使用済みハーブは、ガーゼに包んだり、お茶パックに入れたものを、バスタブに入れると香りがします。

 

~バスソルトを作る場合~

天然塩とドライハーブを混ぜ合わせ、ガーゼやお茶パックなどに入れて口を締め、バスタブのお湯の中に入れて、入浴します。

使用するハーブの量や天然塩の量は、お好みでどうぞ。

ハーブが浴槽内で広がらないため、入浴後の排水の際に配管が詰まる心配がありません。

 

また、冬の時期なミカンやユズなどのカンキツ系の果物の皮を、バスタブのお湯に入れて入浴するのもおすすめです。

カンキツ系のさわやかな香りと、皮に含まれる「リモネン」の成分が血行を促し、体をぽかぽかに温めます。

 

寒さで体が冷えてしまったら、ぜひお試しください。

オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。

今年の冬も、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行っております。

今まさに「風邪ひいてます・・・」という方もいらっしゃると思います。

アロマトリートメントでご来店のお客様も、「風邪で寝込んでました」「2週間も風邪の咳が治らなくて・・」「油断するとすぐに喉が痛くなるんです」「子供がインフルエンザにかかって・・・」と、風邪やインフルエンザのお話がとまりません。

風邪は、悪化するとぜんそくの発作を起こしたり、免疫力が落ちて他の感染症にも次々と感染したりするので、早めに対処して軽度のうちに治しましょう。

そこで、今回は、風邪のひき始めの鼻水、鼻づまり、喉の痛みに効くハーブティーをご紹介します。

 

ご紹介するハーブティーは、風邪のひき始めの軽い症状の時に集中的に飲むと、治りが早いです。

「あれ?もしかして風邪ひいたかな?」という時に、早めに飲むのがポイントです。

もちろん、本格的に風邪をひいてしまった後でも、治りを早くしてくれますのでおすすめです。

 

風邪の鼻水、鼻づまり、喉の痛みに効くハーブティー

 

〇エルダーフラワー 2

風邪やインフルエンザの鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を緩和する働きがあります。
また、血液循環を刺激して発汗を促し、免疫力を高める働きがあります。

〇エキナセア 1

免疫力を高める働きにすぐれ、風邪やインフルエンザなどの感染症の時に飲むと、治りを早めてくれます。

〇タイム 1

殺菌力が高く、風邪やインフルエンザなどののどの痛みにおすすめです。鎮痙作用があるため、咳がある時にも役立ちます。

 

上記のブレンドを、一日に3~4杯(朝・昼・晩など)、ホットで熱いうちに飲みます。

タイムの味がスッキリとして少々薬っぽいため、飲みにくい場合ははちみつを入れたり、ステビアを少量入れると飲みやすくなります。

風邪のひき始めで、すぐに治したい時にぜひお試しください。

当店では風邪やインフルエンザに役立つハーブティーを販売しておりますので、そちらもぜひお試しください。

オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。

 

はじめまして。
HERB GARDENのオーナーセラピスト、大野順子と申します。

当店は2011年、札幌にアロマトリートメントとオーガニックハーブを販売するお店として、オープンいたしました。


当店のホームページは開店当初より公開しておりましたが、この度、ホームページは「アロマトリートメント」と「ハーブの販売」とで、2つに分かれて開設することになり、当ホームページは、2019年1月1日に、「ハーブの販売専用」ホームページとして、公開いたしました。

当店オリジナルブレンドのハーブティー販売や、ハーブを使った楽しみ方、健康に役立つ情報などをご紹介していきたいと思います。

ハーブティーは、どちらかというと、「健康「や「美容」を目的とするブレンドを多く扱っております。

美味しいハーブティーをお飲みいただきながら、心身の健康にお役に立てればと思います。

今後はページ数をどんどん増やしてまいりますので、お時間のある時にでも当店ホームページに

ぜひご来店くださいませ。

 

また、「アロマトリートメント」のホームページも、ご興味のある方はぜひどうぞ↓

どうぞ宜しくお願い致します。

HERB GARDEN

大野順子

アクセス

お店案内

JR札幌駅から徒歩10分
地下鉄さっぽろ駅
16番出口から徒歩7分

営業日

受付時間

10:00~15:00
女性専門