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11月。
季節の変わり目で、日によって、一日の中で気温の上下が激しく、寒かったり暖かかったり。
季節柄、今回も季節の変り目の気温の寒暖差によってあらわれる症状についての話。
今回は、この季節にできやすい、「しもやけ」についてお話します。
「しもやけ」は、寒くなって一日の温度差が大きい11月~3月頃に、手や足の指などが赤くなって腫れる皮膚の病気です。
寒さや冷えの刺激による血行障害が原因で、かゆみや痛みを感じることもあり、今までにしもやけになったことがある方も多いのではないでしょうか。
体が長時間、寒さにさらされると、心臓から血流を送り出す「動脈」と、心臓に血液が戻る「静脈」が、ともに収縮して細くなります。
温かくなると、弾力性のある動脈はすぐに元の血管の太さに戻りますが、逆に静脈の方は、元の太さに戻るのが遅いため、この2つの「ずれ」が生じると、動脈から流れる流れ込む血流が、スムーズに静脈に出ていきにくくなります。
手足の指先などの末端部分は、動脈が毛細血管をへて、静脈に切り替わる場所であるため、この「ずれ」が起こりやすく、血行が悪くなってうっ血したり、炎症を起こしたりして、赤く腫れたりし、しもやけになりやすいのです。
末端の細胞まで酸素や栄養が運ばれにくくなると症状が悪化し、急に温かくなると、拡張した血管が神経を刺激するなどして、かゆみや痛みが生じることがあります。
しもやけにおすすめのハーブティーや食事についてご紹介します。
~予防~
防寒対策をしっかりと。特に末端部分を冷やさないことが大切です。
外出の際は手袋や耳あて、ニットのあったか靴下などを履いて、温かい服装をしましょう。
~食事~
末梢の血流改善効果があるといわれる「ビタミンE」を含む食品を積極的に摂りましょう。
かぼちゃ、アボカド、アーモンド、ほうれん草、落花生など。
【しもやけにおすすめのハーブティー】
血行を促し、体を温めるハーブもおすすめです。
ジンジャー、ローズマリー、イチョウ、など。
エルダーフラワーやカモミール、リンデンも体を温める働きがあり、おすすめです。
~おすすめハーブのブレンド~
〇ジンジャー
〇イチョウ
〇ローズマリー
〇エルダーフラワー
ジンジャーは辛味がありますので、はちみつなどを加えると飲みやすくなりますよ。
温かいハーブティーを飲み、血行を促して体を温めながら、しもやけや風邪の予防にお役立てくださいね。
夜はお風呂のお湯に浸かり、温まりながら、手足のマッサージもよいですよ。