しみ・しわにおすすめハーブティー

しみとは、肌の内部で産生された“メラニン”と呼ばれる黒色色素が肌に過剰に蓄積し、肌の表面が部分的に褐色に見える状態をいいます。

しわとは、肌の表面にできたひだや折り目で、皮膚が薄く表情でよく動く目元や口元にできやすいです。表情によって出る表情しわや、無表情でも出ている固定しわがあります。

通常、肌の奥底で産生されたしみのもととなるメラニンが徐々に肌の表面に移動し、角質となって最終的には剥がれ落ちていきますが、加齢やホルモンバランスの乱れで肌の新陳代謝が滞ったり、日焼けや摩擦、ストレス、喫煙などにより、メラニンが過剰に産生されて沈着すると、しみができやすくなります。

肌の乾燥で表面のキメが乱れることによって現れたり、紫外線によって肌がダメージを受け、弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが破壊されることにより生じたり、更年期などで女性ホルモンが減少することでコラーゲンやエラスチンの産生が減少し、弾力が失われてたるみが出ることでしわができやすくなります。長年の繰り返しの表情のくせでもおでこや目元にできやすくなります。

肌のしみ・しわには、アロマテラピーも有効です。

アロマの精油には肌細胞活性作用や肌弾力回復作用、保湿作用、抗炎症作用などがあり乾燥やしわ、しみ、たるみなどの年齢肌や日焼けによるダメージをケアする働きがあります。
フローラルウォーターと精油を使ってアロマ化粧水を作り、お肌に優しく塗布して使用します。

<肌のしみ・しわにおすすめの精油>

ラベンダー、フランキンセンス、ゼラニウム、パルマローザ、ネロリ
 

<使い方>

ラベンダーやローズ、カモミールなどのフローラルウォーター、もしくは精製水100mlに、精油2～4滴を落としてよく混ぜたアロマ化粧水で、香りを嗅ぎながら、朝晩の洗顔の後のスキンケアなど、清潔な肌につけます。お顔以外にも全身に使用することができます。化粧水を付けた後は、肌に浸透するように上から手の平でやさしく肌を包んで押さえ、全体になじませていきます。