オーガニックハーブティー販売の HERB GARDENへご来店いただきまして、ありがとうございます。
今回は、女性ホルモンのバランスの乱れにおすすめのハーブをご紹介します。
ご紹介するハーブは、更年期の不快症状の他に、生理不順、生理痛、生理前のイライラなどの月経前症候群(PMS)の症状を緩和する働きがあります。
それぞれのハーブに特徴があるのと、服用の際の注意点も多くありますので、もし、ハーブの服用を試される場合は、服用の前に、薬を服用中ならば医師と相談されたり、購入するハーブのお店の専門スタッフに相談されたりして、服用に問題ないか確認し、それぞれのハーブの注意点を守りましょう。
【女性ホルモンのバランスの乱れにおすすめのハーブ】
■ブラックコホシュ
体内で女性ホルモンに似た働きをし、更年期のほてりや寝汗、不眠、頭痛、落ち込み、動悸、イライラ、情緒不安などの症状を緩和します。
その他、生理痛や月経前症候群の症状にも役立ちます。
鎮痛、鎮痙作用もあり、頭痛や耳鳴り、めまい、せきなどにも用いることができます。
★注意点★
妊娠中、授乳中、婦人科系疾患のある方は、服用は避けてください。
ホルモン剤との併用は避けてください。6か月以上の継続使用は避けてください。
■セージ
体内で女性ホルモンに似た働きをし、更年期のホットフラッシュや寝汗、ほてりを緩和します。
ティーで服用する際は、お湯で淹れて冷ましてから飲みます。
殺菌作用や収れん作用があり、口内炎や喉の痛み、咽頭炎、扁桃腺炎にも役立ちます。
★注意点★
ティーでの服用は、一日4~6gを超えないようにしてください。
高用量で、3週間以上の長期の連続使用は避けてください。
妊娠中、授乳中の服用は避けてください。
■チェストツリー
女性ホルモンの分泌を調整し、特に女性ホルモンの一つ「プロゲステロン」のバランスの乱れを整えます。
月経不順や生理痛、月経前症候群のイライラなどの症状や、更年期のうつなどの症状を緩和します。
★注意点★
妊娠中、婦人科系の疾患のある方、子供の服用は避けてください。
経口避妊薬の効果を下げることがありますので、併用は避けた方がよいです。
まれに頭痛が起こることがあります。
■レッドクローバー
体内で女性ホルモンに似た働きをし、ホルモンバランスを調整して、更年期の不快症状を緩和します。
湿疹や乾癬などの慢性の皮膚疾患や、咳や喉の痛みにも利用できます。
★注意点★
妊娠中や子供の使用は避けてください。
ティーでの服用は、一日4~10g以内で、それを超えないようにしてください。
■ヤロウ
体内で女性ホルモンに似た働きをし、月経サイクルの正常化や更年期のほてり、子宮内膜症、子宮筋腫などの症状を緩和します。また、抗炎症作用もあり、女性生殖器系の炎症にも使用できます。
止血作用があり、月経時の多出血や鼻血などの出血にも役立ちます。
★注意点★
妊娠中の服用は避け、授乳中の服用は、医師や専門家にご相談ください。
キク科アレルギーの方は注意してください。
ティーでの服用は、一日5~10g以内で、それを超えないようにしてください。
それぞれ簡単な説明になりましたが、上記のご紹介したハーブは、シングルティーとして服用するのもよいですが、症状に合わせて、複数種類のハーブと組み合わせて飲む方が、相乗効果を期待できる場合も多くあります。
服用を検討される場合は、まずは医師や専門の方と服用可能かご相談の上、症状に合わせて服用するハーブをいろいろ相談されて選ぶとよいと思います。