ハーブの作用

私たちは酸素呼吸をし、エネルギーをつくって生きて

いますが、その過程で一部の酸素は化学変化を起こし、

活性酸素を発生させます。

この活性酸素が人間の体を酸化させ、生活習慣病や老化

を招きます。メディカルハーブに含まれる成分は、この

活性酸素を抑制する働きがあるため、老化防止（アンチエイジング）に役立ちます。

植物の様々な化学成分が、体内の循環器系や消化器官系など

に働きかけ、機能を調節します。滞っている機能があれば

活性させ、心と体の両方に作用します。そして、腎臓や肝臓

の代謝系に負担が少なく、幼児や高齢者などにも安心して

使用することができます。

植物に含まれる香りの成分「精油」は、成分が鼻から脳に

伝えられ、快、不快などの情動に変化をもたらします。一般

的に交感神経よりも副交感神経に刺激する植物成分が多く、

リラックス、ストレスの軽減などに役立つことが多いです。

メディカルハーブは医薬品の起源であり、ハーブに含まれる

様々な成分の中には、鎮痛、消炎、鎮静、鎮痙作用などの

薬理作用を示すものがあります。そしてメディカルハーブの

薬理作用は、活性成分の量は少ないため安全性が高く、成分

全体の総合的な相乗効果があります。
　

メディカルハーブの主な薬理作用と意味についての詳細はこちら

植物は、感染に対して自らの身を守るために、抗菌作用や

抗ウィルス作用のある成分を分泌したり、揮散したりしま

す。これは人間に対しても感染防止などに役立てることが

できます。

ハーブには、人間が生合成することができない必須脂肪酸や

ビタミン、ミネラル、食物繊維などの成分が含まれており、

ハーブを摂ることでこれらの栄養素を補給することができます。